中村弥六ぶらり

☆中村弥六ぶらり
5月のジオパークぶらりから少し時間があり、久しぶりのぶらりは高遠出身、国の林業の基礎を作り日本第一号の林学博士・中村弥六の地元に残る場所を「旧高遠城之眞景」古絵図とCS立体地図を持って、中村家の墓所のある「峰山寺」と弥六とは直接関係ないですが古絵図の中で林の書き方が印象的な三の丸を巡る旅。

峰山寺では、古絵図の中に崩落したように描かれている場所を確認。そこにはユリの木やドイツトウヒなど100年ほど前には珍しい植樹がされており現地を確認すると紙やデータからは見えない多くのものが落ちており、また新たな「問い」が生まれてくる中、次の三の丸周辺へ。

古絵図に描かれている三の丸周辺の立ち木の密度の多さに、このぶらり開始前の「なぜ?」が多くどうして、その場所に描かれ現在も残っているのか現地を見ると余計に不思議になる。
その謎は、午後の図書館にての色々な資料により一つの仮説にたどり着く。
「三の丸から大手門にかけての場所は、江戸時代内藤家が統治する元禄4年前に統治していた鳥居家時代、大手門と搦手門が入れ替わっておりもしかすると城の奥のために手をつけずに置いて置いたのではないか?」これは、ひとつの仮説でありますが、これから多くの資料や絵図からといて行きたいテーマとして宿題となりましたが、また「問い」に出会え楽しみは地域の林業はデジタルデータをどう活用し、どんなデータが必要か見えてきた日でもありました。
この企画は、アーバンデータチャレンジ2017長野ブロックイベントとしての開催しました。

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