高遠ぶらりとは?

見るだけでも楽しい!「高遠ぶらり」iPadアプリついに完成!Ver.4.0 年代の違う14種の小地図をセット!ダウンロードはこちらから

デジタル古地図「高遠ぶらり」は携帯端末(ipad・iphone)用のアプリケーションです。
携帯情報端末画面に表示された古地図や観光地図の上にGPS(衛星全地球測位システム)の現在地情報を表示されます。
また、画面に表示されたランドマークピンをタップすると、史跡などのランドマークに関する記事や写真、観光情報を観ることができます。
古地図を見ながら現在の空間を移動することで、同時に異なる時代と空間を実感しながら街を散策し、学習・観光することができます。
ぶらりアプリは、ATR Creativeが開発したシステムを使用して制作しています。


  • 旧高遠城之眞景
    [明治27年(1894)]

  • 高遠城下町絵図
    [元禄10年(1697)]

  • 高藩探勝 絵巻 (西高遠部分)
    [寛保3年(1743)]

  • 観光イラストマップ
    [平成23年(2011)]

  • 花の高遠案内
    [昭和10年(1935)]

  • 伊那街市街地図
    [昭和18年(1943)]

  • 観光の伊那
    (伊那市観光協会_昭和初期)

「高遠ぶらり」プロジェクトとは?


「高遠ぶらり」プロジェクトは、伊那市立図書館との協働事業であるとともにより広域の地域自治体・地域団体(主に上伊那地域市町村社会教育・文化財担当部門、観光振興組織、学校、国土交通省、国の機関等)と市民社会組織との連携・協働のモデルとして構築を進めている。

伊那市立図書館(伊那図書館・高遠町図書館)がプロジェクトオーナー、ATR Creative,Inc.の技術協力を得て、「高遠ぶらり」制作委員会がアプリケーションの作成・ワークショップ実施などを担って進められています。
プロジェクトミッション・・・「高遠ぶらり」プロジェクトはアプリケーション、デジタル古地図の制作を通じて次のことを目指しています。

  • 地域文化資産及び自然遺産、観光情報のデジタル化アーカイブ化の促進と地域資産の活用の基盤構築
  • 生涯学習及び学校教育ツールと参加型学習・創造プログラム(ワークショップ)の企画・提供による、新たな地域学習の方法及び機会の創造
  • 観光客に対する新しい観光方法・ツールの提供による、地域認知向上と観光客の満足度向上

また、古地図・観光地図の種類・掲載記事情報の追加等を継続的に行い、地域情報活用の基盤機会を持続的に整え、提供することを目的としています。

さらに、地域内外の市民や団体との協同事業として、より広域の地域自治体・地域団体(主に上伊那地域市町村社会教育・文化財担当、観光振興組織、学校等)や市民社会組織との連携・協働のモデルになり始めています。

  • 地域文化遺産及び自然遺産、観光情報のデジタル化・アーカイブ化
    アプリ制作にあたり、コンテンツとして掲載するために、古地図・絵図・写真・地誌記事などの地域文化・自然資産及び観光情報をスキャン・編集・デジタル化しアーカイブ化します。
    文化資産の保存、蓄積にとどまらず、あらゆる人が地域情報を二次利用して編集・表現し、新しいコンテンツを創造する基盤となることを目指します。
  • 新しい観光、学習(生涯学習・学校教育)用ツールの制作
    デジタル古地図「高遠ぶらり」掲載の地図・コンテンツを継続的に増やすことで、地域の「文化・自然資産活用」を目指します。
  • アプリの学習・観光への活用機会の企画・実施
    アプリ制作過程及び完成後、本アプリを使用したワークショップを開催しております。
    ・一般参加型の街中探索ワークショップ
    ・生涯学習・学校教育向けワークショップ
    ・観光客向けツアー・ウォークラリー

アプリを活用したツアーの開発をするとともに、携帯端末を持たない人にも、アプリと同様の体験ができるウォークラリー「高遠ぶラリィ」を開催し、新しい観光の楽しみ方を提供します。

「高遠ぶらり」コラボレーション


  • 井月句碑&「ほかいびと」ロケ地を巡る旅[平成23年(2011)]
    江戸末期~明治に伊那谷を放浪した俳人井上井月の上伊那地域所在の句碑めぐりマップ、2011年公開映画「ほかいびと‐伊那の井月‐」(北村皆雄監督・田中泯 主演・樹木希林 ナレーション)のロケマップ、スチール写真の掲載。(このマップは、「地域発元気づくり支援金事業」を利用し制作しました。)
  • 駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム エリアマップ
    自然の営みや歴史文化が感じられるモノが沢山残る、駒ヶ根高原。「駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム  エリアマップ」には、それら多くを掲載し、野外博物館として人々が築きあげた文化や地域の暮らし、そして土砂災害から暮らしを紹介するマップになっています。もうひとつの駒ヶ根高原を、ガイドマップ片手に巡ってみませんか?
  • 人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト
    伊那谷地域の「土木」、「人々の暮らし」、「自然」などにまつわる先人の足跡を『伊那谷遺産』として選定・提案することで、防災教育や地域振興を支援する活動です。
  • ジオパークぶらり [掲載地図 大日本帝国土性図 信濃国 明治23年(1890)]
    日本の地質的基層を起点に、その上に形づくられた自然や暮らし文化を「知るを楽しむ」!参加者と一緒に気づき、話し、訪れる人の視点で具体的なプログラムを作り出している、南アルプスジオパーク伊那谷デザインチームと共同制作。南アルプスジオパーク(中央構造線エリア)の情報を分かりやすく表現し「高遠ぶらり」へ掲載されています。
  • 不折を知って高遠を歩こう
    高遠で幼少期を過ごした、書家であり画家である「中村不折」の書道作品のみを集めたマップです。不折の作品は、新宿中村屋や清酒真澄などのパッケージロゴとして使われています。独特な特徴のある作品を高遠高等学校 芸術コース 書道専攻の生徒たちが高遠に残されている作品をもう一度取材し、コメント編集したマップです。コンテンツは、高校生達が作品への思いが詰まったものになっています。

関連リンク

  • 伊那市観光協会
  • 駒ヶ根高原砂防フィールドミュージアム
  • 人と暮らしの伊那谷遺産
  • 井上井月顕彰会
  • 駒ヶ根観光協会
  • 高遠高校
  • ATR Creative