10/13 相生・多町ぶらりを開催しました。

10/13(土)アプリ「高遠ぶらり」ver.4.0完成ワークショップツアー@多町・相生町。
何でもないくすんだ、ちょっと荒れた街並みが、輝く。昔日のストーリーに景観が立ち上がる。いいね!
今回追加した古地図は3種。相生多町文久3年地割図・町割図、明治2年町割図。ランドマークの説明はほとんどなし。新しい町として計画された背景についての記述のみ。
町ができる前、居住計画、そしてできでしばらくしての街並を切り替えつつ、幕末のストーリーの痕跡を探索する。特に、自然の地形とくらしの関係をどう読み解くかがこの3枚のオモシロさ。
三峰川氾濫原、段丘への傾斜地形。人工的な町計画以前にあった道筋、水筋には地形に逆らわない暮らしの場の姿。土木技術的にそれを乗り越えている幾何学的な町の形状にあらわれる無理。3・11以降のくらしの場の再計画で浮かび上がる技術に依拠した街づくりの無理と重なる。

町歩き後、高遠ぶらり交流昼食会を多町の古い町屋をお借りして開催。古地図にも屋号の記載のある樽屋。
高遠、満月さんの中華料理をいただきつつ老若男女交歓。


回を重ねるに連れ、地元の皆さんが興味を持って参加していただけること、iPad保有率が上がっていること、高遠ぶらりプロジェクトの力?

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