デジタル地図・デジタル情報のこれからの可能性トークセッション

第5回日本ジオパーク全国大会
日本ジオパーク南アルプス大会
◆トークセッションⅡ
「デジタル地図・デジタル情報のこれからの可能性
〜鳥の目・虫の目:楽しくてわかりやすいジオパークの情報発信〜」

 ジオパークを伝えるためには、地球活動やその上で繰り広げられてきた人々の暮らし営み­を「見える化(可視化)」することが大事です。そのために最適なメディアは”地図”。
”地図+地域情報”の新しい表現が、鳥の目で地域を俯瞰し、虫の目で地域を掘り下げる­ことを可能にしました。
 わくわくしながら自分なりの発見を楽しめる、新しい”知る”プロセスとメディアとはど­んなものが議論しました。タブレット端末用アプリ、3DやAR(拡張現実)を活用した­情報コンテンツの数々。中央構造線を線で感じるようなストーリー性あるコンテンツのつ­くり方。景観を壊さない情報提供。オンサイト・プログラムの可能性。ジオガイドの情報­・メディアリテラシー向上も求められます。
デジタル化された”地図+地域情報”はこれまでと全く異なる新しい”情報発信”、そし­て体験と融合した”知るスタイル”を生み出そうとしています。
 ”地図”は新しいメディアへの変貌を遂げようとしているのです。”地図+地域情報”メ­ディアは、ジオパークのキュレーション、表現のメディア・ツールの今後を担っていくこ­とでしょう。

◇ファシリテータ
平賀研也 氏(伊那市立伊那図書館長)
◇パネリスト  
小林毅一 氏(北海道地図株式会社専務取締役)
橋爪良博 氏(有限会社スワニー代表取締役社長)    
神谷有二 氏(株式会社山と渓谷社)
渡辺啓広 氏(有限会社キューアールシー代表)
諸田和幸 氏(高遠ぶらり制作委員会事務局)

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